既存の作品にアレンジを加えて、あなただけのオリジナル作品を作ってみましょう。
ベースとなる作品の形を活かしながらも、デザインや色を変えるだけで印象は大きく変わります。
ここでは生成AIを利用して完成イメージ画像を作ってから、そのイメージを実物の形に再現する方法をご紹介します。

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今回アレンジする作品

今回アレンジする作品は「キーフックです。
このページでは、アレンジ部分の制作方法を抜粋して紹介します。キーフックの基本的な制作工程は、下のリンクよりご覧ください。
キーフック

レーザーカッターで制作したアンティーク調の木製キーフック。精密な植物モチーフの透かし彫りと、メタルフックを組み合わせた壁掛け収納。
  • レーザーカッターで制作したアンティーク調の木製キーフック。精密な植物モチーフの透かし彫りと、メタルフックを組み合わせた壁掛け収納。
  • 明るい玄関の白い壁に設置された、植物モチーフの透かし彫りが施されたアンティーク調の木製キーフック
  • キーフックのサイズ詳細。横幅244mm、縦120mm、厚み12mm。玄関先に設置しやすいコンパクトなサイズ感を示す寸法入り俯瞰写真。
  • 作品のパーツ構成。3mmのシナ合板による透かし彫り、9mmの桐の板、メタルタグ、メタルフックを重ねた、多層構造による立体感の解説。
  • キーフックの背面。3mmの合板で仕上げられ、四隅には壁に固定するための「押しピンの針が通る穴」が設計されている様子。
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制作の流れ

アレンジ作品の制作では、GhatGPTGeminiなどの無料で使える生成AIをフル活用し、アレンジ後の完成イメージ画像を作るところから始めます。

AI画像生成で作成した木製キーフックのデザインアレンジ例
Step1
画像を生成できるAI(GhatGPTGeminiなど)にキーフックの写真画像を渡したら、変更後の作品イメージを文章(プロンプトで伝えます。
これだけで、新しい作品のイメージ画像が生成されます。
雪の結晶をモチーフにしたキーフック用SVGデザイン
Step2
イメージに近い画像を作成できたら、必要に応じ、レーザーカット用のデータ(DXFSVG形式)を用意して加工します。
AI画像生成で考案した雪の結晶デザインのレーザーカット木製キーフック
Step3
完成した作品は、あなただけの作品ですので、自分のブランドとしてネットショップで自由に販売することができます
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完成イメージ画像の作成

元となる作品のイメージの画像を生成AIに貼り付けたら、あとは、変更点を文章(プロンプト)で指定するだけで簡単にオリジナルのイメージ画像を作成することができます。

生成AIに元画像を貼り付けたら、変更点をプロンプトで伝える ChatGPTで作成したAI画像生成プロンプトの例 指定したプロンプトに沿った画像が生成される 雪の結晶デザインを採用したレーザーカット木製キーフックの完成イメージ

サンプルとして、下図のような9つの画像を作成してみました。
各画像を選択すると、指示文(プロンプト)を確認することができます。
今回はこの中からNo.6」の、白い雪の結晶をモチーフにした作品を作ってみたいと思います

桜デザインにアレンジした木製キーフック
森と動物をテーマにした木製キーフックデザイン
海をモチーフにしたレーザーカットキーフック
秋をイメージした木製キーフックデザイン
南国リゾート風にアレンジした木製キーフック
AI画像生成を活用して制作した雪の結晶デザインの木製キーフック
冬の森をテーマにしたクリスマスの木製キーフック
植物モチーフのボタニカルデザインキーフック
紅葉をモチーフにした木製キーフック
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アレンジ作品の制作

それでは、作成のポイントをご紹介します。
基本的な流れは、元の「キーフック」の作成手順と同じですので、ここではアレンジするポイントだけを抜粋してご紹介します。キーフックの基本的な制作工程は、下のリンクよりご覧ください。
キーフック

ChatGPTとAI画像生成を活用してデザインした雪の結晶キーフック
  • AI画像生成による雪の結晶キーフック完成予想図
  • 壁掛け設置した雪の結晶デザインのレーザーカット木製キーフック
  • AI画像生成で作成した雪の結晶キーフックのデザイン案
  • フロントパネルを雪の結晶デザインに変更したキーフック
  • ベースプレートを白色に変更した木製キーフック

全体のカラーを白色に着色する

レーザーカッターで切り出した3枚の板をしっかりサンディングします
前面の模様は後でカットしますので、ここでは前面の板も長方形にカットしています。

前面の板(模様はカットしない) 白色塗装前の木製キーフック用パーツ 中面、背面の板 白色塗装前の木製キーフック用ベースプレート

サンディングが終わったら3枚の板を「アクリル絵の具(白))」で着色します。 組み立てたときに見えなくなる面は着色する必要はありません。

白色塗装後の木製キーフック用パーツ 白色塗装後の木製キーフック用ベースプレート

アクリル絵の具がしっかり乾いたら、水性ウレタンニスを塗布しましょう
これで木材の表面がしっかり保護され耐久性も増し、美しい艶が出ます。

水性ウレタンニス塗装後の木製キーフック用パーツ 水性ウレタンニス塗装後の木製キーフック用ベースプレート

前面の模様のデータを用意する

雪の結晶デザインのレーザーカット用SVGデータ
受講生の方は、下のリンクからSVGデータをダウンロードしてご利用ください オリジルのデザインにしたい方は、素材サイトなどで近いイメージのデザインを見つけて利用するのが良いでしょう。
Tips

AIではDXFやSVGを作れない!?

多くのレーザーカッターは、DXFSVGといった形式のファイルをもとに板をカットします。
でも、2026年6月時点の生成AIは、これらの形式のファイルを生成できないこともあります。
ネット上にはDXFSVGのファイルを入手できる素材サイトもありますので、これらをうまく活用して自分だけのオリジナル模様を作るのも良いでしょう。

「ヤニ」対策について

レーザーカッターで木材をカットすると、木の表面に「ヤニ」が付着してしまうときがあります。ヤニは取れにくいので、拭いてもなかなか綺麗になりません。

レーザーカット加工後に発生したヤニの付着

このようなときは、カット面にあらかじめ「マスキングテープ」を貼り、そのテープの上からレーザーカッターでテープごとカットする、というテクニックがあります。

レーザーカット加工に使用するマスキングテープ マスキングテープを貼った木材のレーザーカット準備

カットした後にマスキングテープをはがすと、ヤニも一緒にとれるので、木材の表面をとても綺麗な状態に保つことができます。

左側:テープを貼ってカットした状態
右側:テープを貼らずにカットした状態
レーザーカット加工前の雪の結晶パーツ
テープを剥がすと「ヤニ」も綺麗に取れる レーザーカット加工後の雪の結晶パーツ

前面の模様をカットする

前面の板全体にマスキングテープを貼ってから、レーザーカッターでカットを行います。
カットが終わったら、マスキングテープを慎重に剥がしましょう。

前面の板にマスキングテープを貼った状態 マスキングテープを貼ったレーザーカット加工前の木材 レーザーカットしてテープを剥がした状態 レーザーカットで切り抜いた雪の結晶デザインパネル

キーフックを構成する3枚の板がすべて完成したら、木工用ボンドでしっかり接合します
最後に、金属製のフックやメタルタグを取り付けます。

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アレンジ作品完成!

これでアレンジ作品の制作は完了です。お疲れさまでした!
デザインやカラーを季節ごとに変えてみるなど、いろいろな演出を楽しめそうですね。

Fusionとレーザーカットで制作した雪の結晶デザインの木製キーフック

玄関に設置した雪の結晶デザインの木製キーフック使用例

AIデザインをもとにレーザーカットで制作した雪の結晶キーフック完成作品
スキルアップ