CAD(キャド)ってナニ?

CAD(キャド)とは、「Computer Aided Design(コンピューター支援設計)」の略で、コンピューターを使用して設計や製図を描く支援をしてくれるアプリ(ソフトウエア)のことです。

CAD(キャド)とは、「Computer Aided Design(コンピューター支援設計)」の略です

図面というと建築平面図などを思い浮かべる方も多いと思いますが、私たちが普段何気なく利用している様々な日用品や家電製品など、身の回りのあらゆるものには設計士が描いた図面が存在し、それらはCADによって描かれています。

JWCADとAutoCAD

CADには様々な種類がありますが、最も広く普及しているのがJWCAD(ジェイダブリューキャド)と、AutoCAD(オートキャド)です。どちらも作成できる図面は同じですが画面イメージや操作形態は大きく異なります。

JWCADウィンドウ
JWCADウィンドウ
AutoCADウィンドウ
AutoCADウィンドウ

2DCADと3DCAD

「2DCAD」は対象物を平面(2D)として描くアプリのことで、JWCADやAutoCADは2DCADになります(AutoCADは3Dも作成できます)。2DCADは寸法表記がしやすく、また用紙に出力して利用できるという特徴があります。
「3DCAD」は対象物の立体形状(3D)を作成(モデリング)するアプリのことで、製品の企画・開発・性能テスト・プロモーション用画像の作成などで利用されます。当スクールが採用するFusion360は3DCADとなります。

JWCAD(2DCAD)
JWCAD(2DCAD)
Fusion360(3DCAD)
Fusion360(3DCAD)

2DCADより3DCADのほうが優れていると思われがちですが、実際にはその利用用途や業種が異なりますので、今後も2D、3Dはそれぞれの分野で利用され続けていくでしょう。

CADって難しい?

CADは専門性が高く難しいイメージがありますが、基本はパソコンで図形を描くアプリですので「楽しい」と感じる方のほうが多いと思います。
当スクール受講者の約80%はCAD未経験者ですが、殆どの方が「挫折せずにカリキュラムを終了している」ことが、その証拠と言えるでしょう

CADって難しい?

CADを使う仕事って?

設計業務に従事されている方は、当然ながらCADスキルは必要です。
また、設計士が描いた図面をCADソフトで正確に仕上げたり、図面の変更があった際に修正するCADオペレーターのようなお仕事では、CADを自在に扱えるスキルが重要になります。
CADオペレーターの雇用形態は、「正社員」「契約社員」「パート・アルバイト」「派遣スタッフ」など幅広いため、生活スタイルに合わせて就業できるのが魅力です。

CADを使う仕事って?

CADは就・転職に有利?

「卒業したら必ずお仕事ができます」といった広告も見受けられますが、どのような業種であれ、そのような上手い話はないものです。
ただ確実に言えることは、新しいスキルを身に着けるほどお仕事の選択肢が増えます。特に2DCADや3DCADは専門性の高いスキルですので、就・転職に有利に働く場面は多いでしょう

CADは就・転職に有利?

CADの資格は必要?

会社の人事担当者が履歴書を見たとき、「無資格者」より「有資格者」を優先するのは当然です。資格はスキルを証明するものではありますが、人事担当者は資格そのものより、

「資格を取得するという意欲(モチベーション)の高い人材であること」
「計画的に物事を行い完遂する人材であること」


といった点に着目します。つまり、仕事への意欲の高さや誠実さといった、その人の内面を推し量る材料として資格の有無を見ています。

誤解を恐れず言えば、CADに限らずほとんどの資格は、そのスキル自体が実際の仕事で役立つことは少ないかもしれません。しかし、就・転職を考えた場合、資格は自身の魅力をアピールする強い武器になりますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみて下さい。

CADの資格は必要?

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